夏日になろうかという今日、茨城統一テスト協議会の年間行事のひとつである問題検討委員会が行われた。

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この問題検討委員会では、茨城県立高校入試の模擬試験である茨城統一テストが、模試として機能しているかを作問者と共に、県立入試問題の問題と出題傾向を分析しながら検討するのである。私の担当した数学と理科を中心に書いておこう。

まず、平成28年度茨城県立入試はどうだったのか。

茨城県教育委員会から発表された資料から抜粋してみると、

 国語数学英語社会理科合計
増減(▲:減)▲2.99▲6.83+0.06▲5.93▲5.33▲8.90
28年度66.8948.5855.2459.3750.75281.10
27年度69.8855.4155.1853.4456.08290.00

一目瞭然、ほとんどの教科で平均点が下がった。

数学に関しては50点を切っている。内訳を見てみると、高得点者が少なく、60点前後がボリュームゾーンとなっている。これは後半に難問が多く、資料の整理などの細かい計算で時間を取られてタイムオーバーとなってしまった受検生も少なくなかったと思われる。

そして、例年と出題傾向が変わっていたことも要因のひとつだろう。この傾向は平成29年度入試にも引き継がれるだろうとの結論に至った。

続いて、理科も平均点を下げた。理科の出題には文章を読んで問われていることを理解するのに読解力を要するものと、記述により回答する問題が多かった。つまり国語力が必要だった。これが平均点を下げた要因だろうとのこと。

その他、英語は例年通り、国語と社会も難化傾向ということだった。

朝も早くから土浦に集まった塾長たちおよそ30名。この苦労が少しでも茨城県の教育に貢献できることを願ってます。